2016/09/29 by プロストサイト – Update 13
WordPressファイアウォールCMSサイト – 管理画面ログインIPの更新設定
WordPressファイアウォールCMSサイトでは、ログインのパブリックIPを特定しています。パブリックIPは、ISPにより固定と変動タイプがあります。変動タイプは、例えばインターネットルーターの電源オフ→オンで変動します。その対処です。
Googleが2015/04/21発表のモバイルフレンドリー要件を満たす、WordPress CMSマガジンスタイルホームページのセキュリティ記事です。 |
◇目次◇
変動タイプパブリックIPの留意点 – A
パブリックIPの更新手順 – B
変動タイプパブリックIPの留意点 – A
変動タイプは、ISPの指定要件で変動します。WordPressファイアウォールCMSサイトでは、先ずこのことを念頭にいれておく必要があります。パブリックIPの変動事例です。
No | 変動 |
---|---|
1 | インターネットルーターの電源オフ→オン |
2 | テナントビルの電源設備点検 – 電源遮断 |
3 | その他 – ISPによる |
パブリックIPの更新手順 – B
次の手順でパブリックIP更新を行います。
1. パブリックIPアドレス
自身のパブリックIPアドレスを調べておきます。
インターネットIPアドレス
WordPress CMSサイト入門 – IPアドレス
2. ファイアウォール.htaccessの一時解除
TeraTerm SSHで、.htaccessの削除操作を行います。example.comのところは、実際のドメイン名とします。
# rm -rf /var/www/html/example.com/.htaccess
# rm -rf /var/www/html/example.com/wp-admin/.htaccess
3. 管理画面ログイン
前項操作により、 管理画面ログインが可能となります。
4. パブリックIPの更新
管理画面で、BPS Pro → Custom Codeとクリックします。すると、この画面部分が見えるので赤枠のRoot htaccess File Custom Codeをクリックします。
開いた画面で、トップから4つ目のブロックにこの部分が見えます。
・赤枠が、指定のパブリックIPです。旧IPと置き替える形で書き込みます。
・xxx.xxx.xxx.xxx部分の書替えです。
・書き込んだら、この画面外の下方にあるSave Root Custom Codeをクリックします。
5. パブリックIPの設定記録
前項の設定は、重要なB-Core設定に関係します。念のため、設定部の記録保管が推奨されます。
6. BPS ProのB-Core設定
下記で、BPS ProのB-Core設定を行います。
B-Core設定
セキュリティモードB-Core設定